ブログでアフィリエイトをする場合、初心者によくおすすめされるのが楽天アフィリエイトです。
楽天には何万点という商品があるので、自分のブログの記事にマッチしたものが見つけやすいです。
ただ、楽天の商品は楽天アフィリエイトだけじゃなく、もしもアフィリエイトなど他のASPでも紹介することができます。
そこで、実際に僕が使ってみて、どうすれば利益を最大化できるかということを考えたのでご紹介します。
目次
楽天アフィリエイトの特徴
楽天アフィリエイトでは、商品リンクがクリックされ、その先で商品が購入されると報酬が発生します。
報酬はだいたい購入金額の1%ですが、商品によっては5%や30%など高い料率で報酬を得られることもあります。
そして何よりのメリットは、商品リンクがクリックされてから30日以内に購入されたものが対象だということです。
しかも、紹介した商品以外のものが購入されても、その分の報酬が入ります。
例えば、あなたがボールペンの商品リンクをブログに貼っておいたとします。
訪問者Aさんがその商品リンクをクリックしたとします。
Aさんは、そこでは何も買いませんでした。
ところが10日後にAさんは楽天市場で消しゴム(料率1%)を購入しました。
すると、消しゴムの値段の1%があなたに報酬として入るのです。
もし消しゴムの料率5%なら、あなたに消しゴムの値段の5%の報酬が入ります。
とりあえずアフィリエイトリンクをクリックしてもらえればいいということになりますので、初心者でも取り組みやすいです。
楽天アフィリエイトの報酬
楽天アフィリエイトは、報酬がポイントとして付与されます。1ポイント1円として使えます。
3,000ポイントまでは楽天ポイントとして付与されますが、3,000ポイントを超える報酬は楽天キャッシュとして付与されます。
例えば、30,000ポイントの報酬を得たとすると
楽天ポイント:3,000ポイント
楽天キャッシュ:27,000ポイント
という形で付与されます。
楽天キャッシュは、楽天ポイントと同様に使うことができますが、楽天銀行の口座をお持ちの方に限り現金化も可能です。
ただし、現金化の手数料として、換金額の10%+消費税がかかります。
例えば、楽天キャッシュ27,000ポイントを現金化すると以下の金額がかかります。
27,000ポイントの10%:2,700円
2,700円の消費税8%:216円
合計:2,916円
27,000-2,916=24,084円が手元に残ることになります。
30,000ポイントの報酬を得たとしても、現金として得られるのは24,084円です。
もしもアフィリエイトの特徴
ASPの中には、楽天の商品を紹介できるところもあります。
僕がよく利用するASPのもしもアフィリエイトでも楽天と提携しています。
報酬は購入金額の1%です。楽天アフィリエイトのように高い料率は存在せず、一律1%です。
ただし、30日以内に購入された全ての商品が対象になるというルールは存在します。
もしもアフィリエイトの報酬
もしもアフィリエイトは、報酬金額が1,000円を超えると指定した銀行口座に振り込まれます。
しかも手数料は無料です。
そして、さらに驚くべき仕組みが、報酬金額の10%がボーナスとして上乗せされて振り込まれます。
30,000円の報酬を得た場合には、33,000円が銀行口座に振り込まれるのです。
楽天アフィリエイトとは真逆の対応ですね(笑)
こんなASPは他にはありません。
承認率の比較
楽天アフィリエイトももしもアフィリエイトも紹介できる商品は同じなので、よりお得な方を選ぶべきです。
そのひとつの指標として、承認率があります。
商品が購入されると、売上レポートに成果報酬が表示されます。
しかし、これらの成果がすべて承認されるわけではありません。
商品購入後、注文をキャンセルされたり、何らかの理由で成果が認められなかったりすると、報酬は破棄されます。
「何らかの理由」というのが結構くせ者で、はっきり理由はわかりませんが破棄されることもあります。
実際売上レポートを見てみると、いつまで経っても未確定のままで、いつの間にか破棄されていたこともあります(笑)
そのような「何らかの理由」で楽天アフィリエイトともしもアフィリエイトでは承認率が変わってくるかもしれません。
というわけで2ヶ月に渡って実験してみました。ブログAには楽天アフィリエイト、ブログBにはもしもアフィリエイトを貼ってみました。
楽天アフィリエイト1ヶ月目
発生:569件
確定:500件
承認率:88%
楽天アフィリエイト2ヶ月目
発生:562件
確定:467件
承認率:83%
もしもアフィリエイト1ヶ月目
発生:130件
確定:118件
承認率:90%
もしもアフィリエイト2ヶ月目
発生:96件
確定:85件
承認率:88%
発生の母数が違いすぎてあまり参考になるデータではないかもしれません(笑)
紹介する商品や季節によって変動もあるので一概には比較できませんが、僕としてはどっちでもいいという印象です。
本家を使おうと他のASPを使おうと、承認率に関しては大差なさそうです。
高料率商品を扱うか否か
もしもアフィリエイトは購入された商品の1%しか報酬が得られませんが、楽天アフィリエイトなら高料率商品が存在します。
もしあなたが扱う商品が高料率商品ばかりであれば、報酬額に大きな差が生まれるでしょう。
例えば、料率20%で10,000円の商品が売れれば、2,000円の報酬を得ることになります。
一方、もしもアフィリエイトで同じ商品が売れたとしても、1%なので100円しか得られません。
この差をどう捉えるかです。
紹介する商品の料率と現金化するときの手数料を考えて、もしもアフィリエイトよりもお得だと判断できるなら、楽天アフィリエイトを使うべきでしょう。
逆に、高料率にこだわらず、自分が気に入ったものを紹介するというスタンスなら、もしもアフィリエイトで問題ないでしょう。気に入った商品が高料率である可能性はそこまで高くないです。
僕は後者のスタンスなのでもしもアフィリエイトを使っています。
楽天アフィリエイト限定イベント
楽天アフィリエイトは高額報酬発生者に対して、特別な案内が来ることがあります。
例えば、とあるジャンルの楽天市場で売られている商品を展示するので無料ご招待します、というような内容です。
しかも、好きなだけ持ち帰っていいという太っ腹特典付き(笑)
もちろん、ブログで商品紹介してくださいね、という暗黙の条件があるのですが、それを差し置いてもおいしいイベントです(笑)
ただ、僕の知る限りではまだ1回しか開催されておらず、今後もあるかどうかはわかりません。
なので、そこまで期待しない方がいいのですが、もしかしたら僕の知らない超高額報酬発生者限定イベントが今もどこかで開催されているかもしれません(笑)
報酬が得られるまでの期間
楽天アフィリエイトともしもアフィリエイトの最後の比較要素として報酬が得られるまでの期間があります。
楽天アフィリエイトの場合、成果発生の翌月末に確定報酬が定まります。その翌月10日に成果ポイントが付与されます。
例:4月1日〜4月30日の発生報酬の場合
確定日:5月31日
ポイント付与日:6月10日
もしもアフィリエイトの場合、成果発生の翌々月15日に確定報酬が定まります。そして、確定してから翌々月末に指定した銀行口座に振り込まれます。
例:4月1日〜4月30日の発生報酬の場合
確定日:6月15日
振込日:8月31日
ご覧のように、もしもアフィリエイトは報酬が手元に来るまでの期間が非常に長いです(笑)
もしもアフィリエイトのデメリットと言えるでしょう。
結論
以下のような方は楽天アフィリエイトをおすすめします。
・楽天のヘビーユーザーで楽天ポイントで買い物をしている方
・高料率商品を狙うアフィリエイトに慣れた方
・不確定要素の強い楽天アフィリエイトイベントに参加してみたい方
・報酬をできるだけ早く受け取りたい方
逆に、上記にあてはまらない方はもしもアフィリエイトをおすすめします。手数料がない分、受け取れる報酬が大きくなります。
特に初心者の場合は料率なんて気にするだけ時間がもったいないので、ブログ記事にマッチした商品を選ぶべきです。
大事なのは料率の高さではなく、売れる商品を選ぶことです。
僕も本当に紹介したい商品だけを選ぶようにしています。
実際、楽天アフィリエイトの実験1ヶ月目で確定した500件のうち、高料率の商品はたったの13件しかありませんでした。
これだけでは現金化するときの手数料は回収できません。
最初は楽天アフィリエイトを使っていましたが、承認率もそこまで変わらないし、無駄な手数料も取られないしで、結局もしもアフィリエイトを使うようになりました。
楽天の商品を扱えるASPは、A8.netやバリューコマースなどたくさんありますが、手数料がかからない上に10%ボーナスまでもらえるのはもしもアフィリエイトしかありません。
これから楽天アフィリエイトを始めたいと思っている方は、ぜひもしもアフィリエイトも検討してみてください。