教育機関向けに作られたSurface Laptopですが、日本発売が決定し、一般の人でも普通に買えるようになりました。
搭載するOSはWindows 10 Sというストアアプリしか使えないものだったので、発表当初はふーんと流していました。
ところが、日本発売の情報を改めてチェックしてみると、意外と使えるマシンなんじゃないかと思えてきたのです。
そこで、Surface Laptopはどういう使い方が理想なのかを考えてみました。
Surface Laptopのスペック
CPU:第7世代(Kabylake)Core i5
メモリ:4GB/8GB
グラフィックス:Intel HD620 Graphics
SSD:128GB/256GB
ディスプレイ:13.5インチ(2256×1504ピクセル)
バッテリー駆動時間:14.5時間
寸法:308.1×223.27×14.48mm
重量:1250g
インターフェース:USB3.0、Mini DisplayPort、Surface Connect、イヤホンジャック
価格:136,944円/158,544円
内容を見てみると非常にバランスの取れた構成となっています。
発表時はi5モデルしか言及がなかったようですが、公式サイトを見てみるとi7モデルもありました。
i7モデルにはIntel Iris Graphicsが内蔵されているので、ゲームなどをする人に向いていますね。
ディスプレイは13インチ越えにもかかわらず重量が1250gとなっていて、一般的な13インチPCと比べると軽いです。
MacBook Airよりも軽いですね。
また、薄さも際立っています。
New Surface Proよりは厚いのですが、見た目は本当に薄いです。
特に、開いて作業しているところを横から見ると、はっと息を飲むような美しさです。
洗練されたデザインに心惹かれます。
7/20にCore i5モデルが発売されました。その他のモデルは順次発売されるようです。
⇒Surface Laptop [Core i5/4GB/SSD 128GB]の詳細を見る
⇒Surface Laptop [Core i5/8GB/SSD 256GB]の詳細を見る
Windows 10 Sとは
Surface LaptopのOSはWindows 10 Sというもので、普通のOSとはちょっと違います。
Windowsストアでダウンロードできるアプリしか使えないという制限があります。
なので、iTunesやChromeなどのデスクトップアプリケーションは使えません。
SkypeやEvernoteなども、ストアアプリ版を使うことになります。
この形態はかつてのWindows RTと同じですね。
ただ、Windows RTを搭載したSurface RTは全然売れなかったため、Windows RTは消滅しました。
今更復活させて需要はあるのでしょうか。
ストアアプリもなんとなく今一歩なところがあって、iOSと比べると質が劣るんですよね。
ひとつひとつのアプリがもっと便利になれば、Windows 10 Sでも問題ないような気がします。
このような制限付きのOSを搭載して安価で提供できるため、教育機関向けにしたのでしょう。
実際、アメリカではChrome OSがかなり強いみたいです。
それに対抗する形で出したんですね。
ただ、ひとつ嬉しいニュースがありまして、2017年中なら、Windows 10 SからWindows 10 Proに無償でアップグレードできます。
これならビジネスマンでも使えますね。
てか、僕だったら即行アップグレードします(笑)
普通が良い人はSurface Laptopがおすすめ
Surface Laptopは、言ってしまえば普通の形のノートPCです。
Surfaceらしい2 in 1機構ではありません。
ですが、やはり普通のラップトップを望む声も多かったようです。
Surfaceのデザイン性を受け継いだラップトップなので、人気もかなり出ると思います。
実際、僕の周りでもSurface Laptop欲しいと言っている人たちがたくさんいます。
結構評価は高いみたいですね。
スペックはNew Surface Proと変わらないのに、Surface Laptopの方が安いです。
買いやすいっていうのも大きなメリットですよね。
しかも、Officeも入っているのでビジネスにも使えます。
クリエイティブな作業をしない人やタブレットの形状にならなくてもいいという人には最適なマシンではないでしょうか。
一応タッチ操作には対応しているので、Surfaceペンを使うことはできます。
僕はクリエイティブな作業はあまりしないので、Surfaceペンを使うことはほとんどないですけどね。
ただ、ひとつだけ気になるのが重さです。
モバイル性を意識すると薄さと軽さは重要です。
1250gというのが地味に気になる・・・。
もう少しディスプレイは小さくていいので、1kgを切るマシンとかを出してほしいですね。
でも、その分バッテリー駆動時間は長いので、やっぱりスペック的には非常に優秀なマシンだと思います。
Windows 10 Proにしてしまえば何でもできますので、外出先での作業が多いフリーランスにも適した1台ですね。
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