iPhoneでWebからファイルをダウンロードすることがあります。それを開こうとすると、なんとZIPファイルでした。
あれ、そういえばiPhoneってどうやってZIPファイル扱うんだ?そもそも解凍できるのか?と思ったのですが、アプリを使えば大丈夫です。
iPhoneは何事もアプリで解決できます!
ちなみにメールに添付されたZIPファイルは、何もしなくても中身を見ることができます。
これはiOS7から追加された機能なので、それ以前のOSではZIPファイルを見るためにアプリが必要でした。
Appleもだいぶ使いやすく改良してくれたものです。
しかし、WebからダウンロードしたZIPは、未だにアプリで対処するしかありません。
ZIPファイルを解凍できるアプリ
僕がよく使っているZIP解凍アプリは、GoodReaderとClipboxです。
GoodReaderはiPhoneアプリの中でも神アプリと呼ばれる非常に優秀なアプリです。

GoodReaderでは様々なファイルの管理ができます。
iPhoneにはフォルダやファイルといった概念がないので、ファイルが扱いづらいという欠点があります。
それをカバーしてくれのがGoodReaderです。
GoodReaderでZIPファイルを解凍するのは簡単です。
WebでZIPファイルを開いたら、「GoodReaderで開く」を選択します。
すると、GoodReader上にダウンロードされ、すぐさま「Unzip?」と聞かれます。
「OK」を選択すると解凍され、中身を見ることができます。
Clipboxは元々Webから色々なものをダウンロードするために作られたアプリです。
WebでZIPファイルを開いたら、「Clipboxで開く」を選択します。
するとClipboxの画面が開きます。
「マイコレクション」をタップします。
「Inbox」というフォルダが自動生成されます。
「Inbox」をタップすると、ZIPファイルがダウンロードされています。
そして、ここで注意しなければならないことがあります。
このZIPファイルを別のフォルダに移動しなければ解凍できません。
おそらくアプリ側の不具合だと思います。ですが、アップデートしても一向に直る気配はありません。
ZIPファイルを移動するには、右上の「Action」をタップします。
ZIPファイルを選択し、「移動」を選択します。
すると、「マイコレクション」のフォルダが一覧表示されます。
僕は何もフォルダを作成していないので、「マイコレクション」直下に移動します。
そして、ZIPファイルをタップすると、「解凍しますか?」と聞かれますので、「OK」を選択します。
すると、解凍されたフォルダが出現します。
GoodReaderならZIP圧縮もできる!
GoodReaderの話に戻りますが、GoodReaderならファイルをまとめてZIP圧縮することもできます。
圧縮したいファイルを選択し、「Zip」という項目を選択するだけで、すぐできます。
他にも、GoodReaderに似たアプリで、iZipがあります。

GoodReaderもiZipも、様々なファイルを表示することができますし、ZIPの解凍、圧縮もできます。
また、DropBoxとの連携もできますので、クラウド管理も便利です。
iPhoneでファイル管理をするポイントとしては、どれかひとつのアプリしか使わないようにすることです。
GoodReaderだけ、iZipだけ、などひとつのアプリで管理するようにします。
なぜなら、複数のアプリを使うことでファイルが散在してしまい、どのアプリに何を入れていたかわからなくなるからです。
また、いちいちアプリを切り替えなければならないのも、作業効率が落ちる要因になります。
僕は基本的にGoodReaderにあらゆるファイルを詰め込んでいます。
GoodReaderの中でフォルダ分けして整理しているので、目的のファイルもすぐ探せます。
Clipboxもたまに使うことがあるのですが、これは、GoodReaderで開けないようなファイルを開くために補助的に使っています。
ほとんど出番はありませんが、念のために持っています。
ZIPファイルはアプリを使えば快適に管理できます。
自分にあった使いやすいアプリを選んで、それひとつでファイル管理することをおすすめします。