Surface Pro 3が発表されたとき、Surface 3も一緒にお披露目かと思ったのですが、現れませんでした。
もうSurface 3の系列はなくなったのかなと思っていましたが、今頃になってSurface 3が発表されました。
人気が上がってきているSurfaceシリーズですが、3は買いなのでしょうか。
Pro 3と比較して違いを見ていきましょう。
目次
スペック比較
まずはスペックを比較しましょう。
Surface Pro 3
ディスプレイ:12インチ 2,160×1440ピクセル
CPU:Core i3/Core i5/Core i7
メモリ:4GB/8GB
ストレージ:64GB/128GB/256GB/512GB
重量:800g+295g(タイプカバー)=1095g
寸法:29.2×20.13×0.91cm
インターフェイス:USB3.0/microSD/Mini DisplayPort
駆動時間:最大9時間
キックスタンド:無段階
Surface 3
ディスプレイ:10.8インチ 1920×1280 (3:2)
CPU:Atom x7-Z8700(1.6GHz、最大2.4GHz、クアッドコア)
メモリ:2GB/4GB
ストレージ:64GB/128GB
重量:641g+265g(タイプカバー)=906g
寸法:26.7×18.7×0.87cm
インターフェイス:USB 3.0、microSDカードスロット、Mini DisplayPort
駆動時間:最大10時間
キックスタンド:3段階
Surface 3は、CPUとメモリの性能を落とした廉価版という位置づけであることがわかります。(廉価版というほど価格は安くないですが・・・。)
Surface 3の良いところ
薄さと軽さが正義の僕にとって、Surface 3で最も評価できるところは、シリーズ史上最軽量、最薄ということです。
ディスプレイサイズはSurface 2よりも大きくなっていながら、寸法はほとんど変わらず、そして軽量化に成功しています。
Surface Pro 3と比べるとおよそ200g近く軽くなっています。
また、CPUがAtomになったことで、デスクトップアプリケーションが使えるようになりました。
Surface 2はWindows RTだったのでストアアプリしか使えず、それが酷評されていました。
ここでやっとMicrosoftは修正してきましたね。
僕はTransBook T90 Chiを使っているのですが、Atomでも軽快に作業ができるので、Surface 3だとよりいっそう快適に使えるのではないかと思います。
買うならどっちだ
結論から言って、僕が買うとしたらSurface Pro 3です。
軽さは正義なのですが、タイプカバーが重い・・・。
タイプカバーのせいで結局重く感じてしまうんですよね。
しかも、1095gと906gの違いってほとんど変わりません。
これが300gと500gの差だったら大きく変わります。なぜなら、手に持って使える範囲だからです。
300gのタブレットは本当に軽く感じます。しかし、500gだとちょっと重いかなと感じます。
906gのSurface 3は持つと重っ!となり、1095gのPro 3も重っ!となります(笑)。
1kg周辺では数gの差は関係ないのです。
そうなると性能の良いSurface Pro 3の方が絶対良いです。
重たい動画編集もやってのけるので、メインマシンとして使えます。
Surface 3は性能の割に価格が高過ぎるのです。気軽に手を出せる価格でもないので、見送りです。
買うならSurface Pro 3ですね。
しかし残念だ
これまで僕は価格が高いだのキックスタンドが3段階だから嫌だだの色々と述べてきました(笑)。
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しかし、もっと残念なところがあるのです。
それは発売時期です。
Surface 3はPro 3が出てから約1年後の発表となりました。
正直遅すぎる気がします。
もう少ししたらSurface Pro 4が出るのではないかと敬遠してしまうのです。
逆にSurface Pro 4が来年出るのだとすれば、それは遅すぎて、Appleに食らい付かれるのではないかと思っています。
ですので、今年中に出る可能性に賭けて、僕はSurface Pro 4を待ちます。