この前、久しぶりに飛行機に乗ったのですが、乗務員のアナウンスを聞いてふと思い出したことがありました。
「スマートフォンなどの電波を発する機器は機内モードに設定してください。」
あれ?「電源をお切りください。」という言葉がない!
そうなんです、2014年の9月から飛行機の離着陸時でも電波を発さなければ電子機器の使用ができるようになったのです。
ということは、iPhoneが使える!iPad miniで電子書籍が読める!もう飛行機のために読書用の本を持ち歩く必要が無くなったのです。荷物が減るのはすごく助かります。
ただし、まだ全ての飛行機が対応しているわけではありません。一部飛行機とのことですが、いずれ全て対応する日が来るでしょう。
ちなみに僕が利用した航空会社はジェットスターです。
Bluetooth、Wi-Fi、GPSは使える?
電子機器の電源を切らなくてもいいという緩和の他に、飛行機外部と通信しなければ無線接続も大丈夫という項目も追加されました。
これまではBluetoothの使用も制限されていましたが、なんと機内でも使えるのです。Bluetoothで接続しているヘッドホンなども使えます。僕の場合はBluetoothキーボードが使えるようになったことが嬉しいです。これで機内でもiPhoneでブログ書けてしまうではないですか!
また、タブレットを使っている人の中にも、Bluetoothキーボードを使う人がいると思うので、同じように感じている人もいると思います。特にWindowsタブレットはキーボードと相性がいいですからね。機内ではBluetoothキーボードの使用を我慢しなくてはならないのは歯がゆかったと思います(笑)。Windowsタブレットといえば、Surface Pro 3なんかはキーボードとタブレットを物理的に接続するので機内でも問題なく使えるというメリットがありましたが、今回の規制緩和によって、そのメリットも薄れてきました。
無線接続がOKになったことで、Wi-Fiも使えます。その飛行機がWi-Fiに対応していれば、接続してネットが使えます。といっても、国際線ばかりです。まあ、国内線なら乗っている時間も短いのでそこまで必要ないかもしれませんね。
GPSに関しては、使用していいのか微妙なところです。おそらく外部との通信になるのでダメなのではないかと思います。そもそもiPhoneの場合は機内モードにしている場合、GPSが使えません。BluetoothやWi-Fiは、機内モードにしたあとからオンにできます。今どの辺を飛んでいるのかな~と調べたくなりますが、GPSの使用は控えておくのが無難です。
飛行機でiPhoneの充電はできないのか
これまで何度か飛行機に乗りましたが、機内にコンセントが付いてるのを見たことがありません。ですが、エコノミークラスよりも上の座席には、コンセントやUSB電源が付いているようです。
ほとんどの場合、機内で充電したい場面に遭遇することはないと思いますが、国際線の場合はあると便利かもしれません。長時間のフライトはiPhoneだけでなくノートPCを使うこともあるかと思います。そういうときにWi-Fiやコンセントがあると仕事やちょっとした作業もはかどりそうですね。
離着陸時でもiPhoneを使える嬉しさ
正直、外部と通信しなければ電子機器の電源を切らなくても大丈夫なのでは?と前々から思っていました。航空機に使われるている技術は本当にすごいですからね。技術の結晶です。すでに電子機器の影響なんて受けないように設計されていたと思います。ですが、念のために電源を切らせていたのでしょうね。
それがやっと解禁されました。機内モードという条件つきですが、全然問題ありません。オフラインでiPhoneを楽しむことは十分可能です。
離着陸時に使えるようになって真っ先に思いついたことは、離着陸時の窓から見える様子をカメラで撮ることです。きっと誰もが思いつくことでしょう(笑)。僕もジェットスターに乗ったとき、窓際だったので動画を撮りました。
また、電源を切る必要がないので、ずっと音楽を聴いておくこともできます。嬉しい規制緩和ですね!