初めてブログの記事を書く場合、どんな風に記事を書けばいいか迷うことはありませんか。
コピーライティングがどうとか感情を揺さぶる表現がどうとかセールス文章がどうとか、世の中にはライティング論であふれています。
そういうものを目にすると、上手い文章を書かなければと身構えてしまうかもしれませんが、ブログを書く上では小難しいテクニックなんて必要ありません。
ポイントは読む人に伝わるかどうか、これが全てです。
かくいう僕も文章は下手くそで、初めて書いた記事なんて何を言っているのかわからない意味不明なことを書いていました(笑)
でも、ちょっと意識するだけで初心者でも伝わる文章が書けるようになります。
文章を書くの苦手だなと思っている方は、ぜひこれから紹介する6つのポイントを参考にしてみてください。
目次
読者のためになる記事を書く
まず大前提として、読者のためになる記事を書かなければなりません。
例えば、次のようなブログがあったとします。
これ、誰が読みたいと思うでしょうか(笑)
芸能人でもない限り、このような記事を書いても誰も得しません。
ブログへのアクセスは、GoogleやYahoo!などで検索されてやってきます。
つまり、検索されるような内容である必要があります。
このような記事の場合は検索もされないのでアクセスもやってこないのです。
では、次のような記事だったらどうでしょう。
これだったら、オムライスの包み方について知りたい人が検索したとき、アクセスされそうな内容ですよね。
このように、読者にとって役に立つ内容であることを意識しましょう。
記事のタイトルに沿った内容を書く
今日はこんなテーマで書こう!とタイトルを決めたら、記事の内容もそれに沿うように書かなければなりません。
何を当たり前のこと言ってるんだと思われそうですが、最初のうちは文章を書いていて迷子になるときがあるんですよね(笑)
読者はタイトルを見て判断してクリックします。
そこに求めていた答えがなければすぐに閉じられてしまいます。
記事を書く前に、どんな内容を書いてどんな結論に持っていくか、その流れを考えておきましょう。
その際は、次のような構成にすると読む方も書く方もわかりやすいです。
タイトル
記事の入り口となるのがタイトルです。
検索されそうなキーワードを入れてタイトルを付けましょう。
ちなみに記事タイトルと記事内容は、どちらを先に決めればいいかという決まりはありません。
ざっくり内容を書いてみて、それに合わせて記事タイトルを付けるという方法でも良いでしょう。
導入文
記事のつかみとなる部分です。
これから書いていく記事の内容について簡単に触れたり、問題提起したりして、読者の興味を引きます。
「こんなことに悩んでいませんか?」と問いかけたり、「こういうことについて書きます」と述べたりして、この記事は自分に関係があるかも、と読者に思ってもらいましょう。
見出し
話の内容に応じて見出しを入れると記事にメリハリがつきます。
記事を書く前に見出しを決めておくと、スムーズに書き進めることができるのでおすすめです。
本文
見出しに沿って本文を書いていきます。
まとめ
さいごにまとめがあると文章が引き締まります。
読み手を想像する
この記事を読む人はどんな人だろうかと想像すれば、文章も自然と丁寧なものになります。
例えば、何かを解説する記事なのであれば、何もわからない初心者に届けるイメージで、難しい言葉は使わないようにします。
読み手と書き手に差を感じると、よくわからないと違和感を持たれてページを閉じられます。
タイトルを付ける際も読み手を想像するのは重要です。
この記事を読む人は何を求めているのか、何を知りたいのか、それを考えれば読み手に響く言葉をチョイスできるでしょうし、記事の構成も決まってきます。
何を求めているかわからないと思ったら、実際に検索して、どんな記事が出てくるかリサーチしてみましょう。
自分では思いつかなかったことも発見できます。
それでも読み手を想像するのが難しい場合は、身近な人を想像してみましょう。
例えば、僕がiPhoneの使い方に関する記事を書くときは、機械オンチの母を想像して書いています。
機械オンチの母にも伝わるように書こうと思うと、語彙や言い回しなど特に意識しますね。
他にも、友達に向けて書いたり、昔の自分に向けて書いたりしています。
誰か具体的な人を想像できると書きやすいので、ぜひやってみてください。
感情を書く
たまに、ブログに情報だけを書く人がいます。
例えば、新型iPhoneが発売された際に、性能や価格の情報だけを書くブログなどです。
これでも悪くはないのですが、性能や価格などはすでに大手サイトで公表されていますし、ニュースにもなっているので、みんな知っています。
すでに知っている情報を改めて言われても、特に得るものがなくページを閉じられるので、ブログのファンになってくれる可能性が極めて低いです。
性能や価格について書くのであれば、それらについて自分はどう思ったかを率直に書いていきましょう。
新型は従来のものと比べてココが良いから自分だったらこんな使い方をしたい!など、少しでも感情があるだけで読み応えが増します。
感情を書くことでブログ運営者の人柄が出せますし、読み手の感情にも働きかけます。
すると、SNSでシェアされたりブログのファンがついたりするようになります。
何かをアフィリエイトしたい場合でも、自分の素直な感情を書けば人柄が表れ、この人が言うなら買おうと思ってもらえます。
セールスをするためのライティングを学ぶよりも、自分自身に影響力をつけて買ってもらう方がはるかに簡単です。
ぜひ自分の感情は大切にしてください。
文字数は何文字が最適か
ブログの文章の話をしていると、たびたび話題に上がるのが文字数です。
最適な文字数は記事によって変わるので一概には決められません。
丁寧に説明しようと思えば5000文字以上書くときもありますし、さっと書いて1000文字で終わるときもあります。
ただ、検索エンジンからのアクセスを意識するなら、僕は最低1000文字は必要だと思っています。
できれば1500文字はほしいです。
というのも、内容の薄い記事ばかり更新しても、検索エンジンからの評価が上がらないので、アクセスが来ないのです。
たまに文字数の少ない記事を更新する分には構いませんが、できるだけ文字数は多くしましょう。
読みやすいレイアウトを心掛ける
改行なしにギュっと詰まった文章は読みにくいですよね。
適宜改行を入れたり、句読点に注意して、ぱっと見で読みやすいレイアウトを意識しましょう。
太字や赤字などで装飾するのも効果的です。
また、一度文章を書き終えたら読み返してみましょう。
流れが不自然なところがあったり、何か違和感があったりしたら、言い回しを変えたり接続詞に注意するとすぐに修正できることが多いです。
自分で感じた引っかかりは読み手も感じるので、ぜひ読み返しをしましょう。
まとめ
色々と記事の書き方について語ってきましたが、大切なことはただひとつ。
読者が知りたいことを丁寧に書く。
これに尽きます。
ブログに文才は必要ありません。
完璧な文章である必要もありません。
そもそも完璧の定義もよくわかりませんけどね(笑)
丁寧にわかりやすくを意識すれば、読者に伝わります。
そのためには、とにかく書くことです。
誰でも最初は初心者ですし、最初から上手く書ける人はほんの一握りです。
書けば書くほど慣れてくるので、最初は1000文字書くのもつらかったとしても、いつの間にかさらっと書けるようになっています。
ガンガン書いていきましょう!