iPod touch第6世代キター!
やっと発表されました!
いつもは新型iPhoneの発表と同時に、iPod touchの新型も登場していましたが、第5世代の発表以降 、ぱったり進化を止めていました。
iPod touchって何気にすごいプロダクトで、iPod touch第5世代が発表されたときなんか、iPhone4sからiPhone5の進化より、iPod touch第4世代からiPod touch第5世代の進化の方が、進化の幅が大きくて興奮したものです。
そして今回も大幅な進化を遂げたiPod touch第6世代の詳細を見ていきましょう!
目次
スペック
まずはスペックです。どの程度進化したのか。iPod touch第5世代とiPhone6のスペックも書き添えておきます。
iPod touch第6世代
CPU:64ビットアーキテクチャ搭載A8チップ
ディスプレイ:4インチ 1136×640ピクセル
カメラ:8メガピクセル(アウト) 1.2メガピクセル(イン)
バッテリー駆動時間:40時間(音楽再生) 8時間(ビデオ再生)
寸法:123.4mm×58.6mm×6.1mm
重量:88g
容量:16GB/32GB/64GB/128GB
iPod touch第5世代
CPU:A5チップ
ディスプレイ:4インチ 1136×640ピクセル
カメラ:5メガピクセル(アウト) 1.2メガピクセル(イン)
バッテリー駆動時間:40時間(音楽再生) 8時間(ビデオ再生)
寸法:123.4mm×58.6mm×6.1mm
重量:88g
容量:16GB/32GB/64GB
iPhone6
CPU:64ビットアーキテクチャ搭載A8チップ
ディスプレイ:4.7インチ 1334×750ピクセル
カメラ:8メガピクセル(アウト) 1.2メガピクセル(イン)
バッテリー駆動時間:50時間(音楽再生) 11時間(ビデオ再生)
寸法:138.1mm×67mm×6.9mm
重量:129g
容量:16GB/64GB/128GB
価格(税込)
16GB:26,784円
32GB:32,184円
64GB:39,744円
128GB:48,384円
今回は128GBが加わり、より使い込めるようになりました。ただ、価格は全体的にちょっと高めです。為替の影響でしょうか。しかしiPhone6を購入するよりは安いですね。
見た目は変わらないが性能が大幅アップ
今回一番進化したのはCPUとカメラです。
やはり3年も発表がなかったんですから、その分大幅アップです。A5チップからA8チップになりました。これはiPhone6と同等のレベルです。
また、カメラの画素数もiPhone6に追いついています。しかし、構造上、iPhone6のカメラ方が性能が良いです。まあ見た目では判断できないと思いますが(笑)ただ、暗所での撮影はiPhone6の方が強いと思います。
iPod touch第5世代からデザインの変更はありません。寸法や重量もそのままです。第5世代のiPod touchが発表されたとき、重量が88gという驚異の軽さだったので驚いたのを覚えていますが、今回は変更がなかったので驚きはありませんでした。モバイル製品は薄さと軽さが正義だと思っているのでスペックよりそっちの方が気になってました(笑)
MacBook Airも筐体はそのままにスペックアップだけを繰り返しています。Appleとしては筐体は完成形に近いと考えているのかもしれません。
バッテリー駆動時間も変わっていません。スペックアップしつつ、バッテリー駆動時間は落とすことなくそのままなので、結果的にバッテリー性能も上がっていますよ、というアピールをしています。
iPod touchのデザインについて思うこと
iPod touchは第5世代からカラフルになりました。第6世代でも新たなカラーを追加しています。持っていると明るい気分になれます。その一方で、クールさがどこか欠けているように感じます。
第5世代では、今のiPhone6のようにカメラが出っ張っており、iPod touch loopというストラップを付けられる構造になっていました。
iPod touch loopは失敗だったと気付いたのか、第6世代では廃止されています。しかし、カメラの出っ張りはそのままです。
やっぱり気になりますよね、出っ張り・・・。
前面のデザインはこれまで通りでかっこいいと思います。ただ、背面がちょっと気になります。カメラもそうですが、僕がもっと気になっているところはココです。
おそらく、WiFiなどの通信部があるところだと思うのですが、なぜここだけ黒くしたんでしょう。統一感に欠けます。iPadのLTE版も、通信部の色が違いますよね。あれもちょっと気になってはいました(笑)
個人的には、カラフルなものは苦手なのですが、スペースグレイやシルバー、ゴールドなども用意してくれているので、選択肢が広がるという意味でたくさんの色があるのは賛成です。
ただ、背面のデザインはもっと頑張ってほしかったなあという印象です。
個人的にはiPod touch第4世代が好きだった
僕は昔、iPod touch第4世代を持っていました。薄くて軽くて、さらに背面が鏡面仕上げで高級感があり、所有欲を満たしてくれました。鏡面仕上げのため、傷がすぐについてしまうというデメリットがあったので、第5世代では材質が変わったのかもしれません。
しかし、鏡面仕上げだったことを除いても、第4世代は素晴らしいものでした。エッジのカーブや、手にちょうどフィットする大きさ。
第4世代のディスプレイは3.5インチでした。今となっては小さいかもしれませんが、画面と余白とのバランスがちょうどよく、美しく見えました。
余白の美しさとでも言うのでしょうか。iPad Airや新しいMacBookなど、最近のApple製品は余白が無くなってきていますが、余白があるからこその美しさもあると思うのです。
そこまでデザインは変わってないように思えますが、これまでのiPod touchで一番洗練されていたのは第4世代だと思います。
まだ使っていたかったのですが、さすがにスペック落ちてきて、最新のiOSも動かせなくなったので 、手放しました。
第5世代は、第4世代よりもさらに薄く軽くなりました。その点は評価できます。しかし、できれば第6世代では少しデザインを変えて欲しかったなあと思いました。
iPod touchは誰におすすめか
iPhoneを持っていると機能が被るのでiPod touchの必要性を感じないかもしれません。
実際、僕はiPhone6を持っているので買いません(笑)
もともとiPod touch第4世代を使っていたのも、その当時docomoからiPhoneが出ていなかったからです。
僕はずっとdocomoユーザーなので、docomoからiPhone出ないかなあとずっと待っていました。
iPhoneが欲しい!っと思っていましたが、キャリアを変更するのもためらわれたので、代わりにiPod touch第4世代を買ったのでした。
当時はガラケーとiPod touchの2台持ちで運用していましたが、現在はdocomoからもiPhoneが出ているので、わざわざ2台持ちする必要もなくなりました。
では、どういう層に向いているのか?
まず思い浮かぶのはAndroidと2台持ちしたい人です。Androidをメインに使っているけれど、iOSも使いたいというガジェット好きには特におすすめです。iPhoneよりもコスパ良く運用できます。
また、会社用にガラケーを使っていて、プライベート用にスマホ持ちたいけど、よく考えたらiPod touchで十分だなという人も多いと思います。ミュージックプレイヤーなどメディア再生機器として、カメラとして、ゲームとして捉えると、最高のプロダクトですので、1台携帯を持っているならiPod touchの方がコスパが良いと思います。
それからスマホを欲しがる小学生にも向いていると思います。今は小学生でもスマホを持っている子がいますが、スマホの代わりにiPod touchでも十分です。通信料がかかりませんからお得だと思います。
こうして考えてみると、iPhoneの代わりとしてiPod touchを運用するというのがおすすめかな?と思いました。または、スマホのバッテリー対策として、外出先でのネット以外のことをiPod touchで行うというのもアリかと思います。スマホとiPod touchの二刀流ですね。
終わりに
色々書きましたが、iPod touchは非常に素晴らしいプロダクトであることは間違いありません。もしiPhoneがdocomoから出ていなければ、僕は未だにiPod touchを使っていたでしょう。
販売台数は落ちるかもしれませんが、高い評価を得ることでしょう。