2 in 1 PCの開発を得意とするLenovoが物欲を刺激する新しいモデルを発表しました。
YOGA 900S。
YOGA 900の後継機として現れたのですが、色々とツッコミ所が満載です。
簡単に言えば、スペックもデザインもMacBookに似すぎ!
私なりの評価をしてみました。
目次
スペック
とりあえずスペックを見てみましょう。
CPU:Core M
メモリ:最大8GB
SSD:最大512GB
ディスプレイ:12.5インチ(2,560×1,440)
OS:Windows 10 Home
薄さ:12.8mm
重量:999g
バッテリー駆動時間:最大10.5時間
特筆すべきは薄さと軽さです。2 in 1 PCでこのモバイル性は素晴らしい!
360度回転してタブレットモードとして使えるのはもちろんですが、YOGAシリーズなのでテントモードとスタンドモードとしても使えるでしょう。
ただし、前モデルのYOGA 900よりはスペックが落ちています。メインPCとして使うなら、ちょっと非力かもしれません。
ですが、私の場合は重い作業は全然しないので、むしろこのようにデザイン性を重視してくれた方がありがたいです。
MacBookに酷似
昨年Appleから薄さと軽さとデザインを重視した新しいMacBookが発売されましたが、それによく似ています。
もうプロモーションまで一緒です。
一緒(笑)。
YOGA 900Sの発表を見たときに真っ先に思った感想がMacBookに似すぎ!でした。
確かにデザインはかっこいいと思います。ただあまりにもAppleを意識し過ぎではないでしょうか。
ちょっとだけ比較してみると、重量はMacBook(920g)の方が軽いです。
しかし、薄さはMacBookが13.1mmに対してYOGA 900Sは12.8mmです。ミリ単位の勝負ではありますがYOGA 900Sの方が優勢です。
決定的な違いとしては、2 in 1であるかどうかということ。
タブレットとしても使える機構でこの薄さを実現させているのはすごいと思います。
ただ、CPUはどちらともCore Mなので性能は同等でしょう。そうなると価格が気になってくるところです。
価格と発売日
YOGA 900Sは色々とカスタマイズして注文ができますが、価格は1,099ドルからとなっています。
日本円で約13万円です。
MacBookの最安値は160,704円なので、若干YOGA 900Sの方が安くなりそうです。ちなみに前モデルはだいたい15万円からの値段設定でした。
しかしここは色々とカスタムしたくなるところ。15万は軽く超えるでしょう。
評価
買いかどうかという話なのですが・・・正直かなり悩んでいます。
YOGA 900Sは本当にタブレットにもなるMacBookと考えてもいいのではないかというくらいデザインが気に入っています。薄いですし。
最近はスペックを落としてデザインにこだわるような流れになってきているのでしょうか。
外出先でもどこでも仕事をする人が増えてきたため、そういう人たちを対象にしたプロダクトを作り始めたのかもしれません。
私のようにスペック全然気にしないという人も多いと思います。所有欲を満たすようなデザインであればそれだけで気分も上がります。
デザイン重視の流れがもっと来てほしいです(笑)。
YOGA 900SにするかMacBookにするか悩みます・・・。
タブレットにもなるというメリットは大きいと思います。しかし、Windowsアプリの充実度はまだまだ低いです。
おそらくこれから伸びてくるだろうとは思いますが、そういう意味ではWindowsタブレットに期待するのはまだ早いかもしれません。
タブレットに変形するという魅力はありますが、それを使い倒せるかと考えると、タブレットモードは不要にも思えてきました。
というわけで私の評価は、やはりソフトウェアのデザイン性も優れているMacBookの方が買いかなと思います。