iPhoneを目覚まし時計代わりにしている人は多いと思います。僕もその一人です。
しかし、iPhoneのアラームが鳴らず、寝坊しかけたことはありませんか?僕は一度それで痛い目をみまして、iPhoneと普通の目覚まし時計の2個をセットしています。
では、なぜiPhoneのアラームが鳴らなかったのか、その原因をご紹介したいと思います。
iPhoneのアラームが鳴らない理由
まず確認すべきは音量です。
は?音量なんてMAXにしてるわ!と思うかもしれませんが、ここに大きな落とし穴があったのです。
iPhoneにはざっくりわけて通知音とメディア音の2つがあります。
アラームの音量を調節するには、通知音を調節しなければなりません。
普通はiPhoneの本体横にある音量調節ボタンで通知音は調節できます。しかし、「設定」→「サウンド」→「ボタンで変更」の部分がオフになっている場合、本体横のボタンでは調節することができません。ここがオフになっていると、メディア音の調節になってしまうのです。
僕は、アラームの音量をMAXにしたつもりでしたが、間違えてメディア音量をMAXにしていました。そして通知音が0のままだったので、アラームが鳴らなかったのです。
iPhoneの音量に関する詳しい設定は関連記事に記載しています。
関連記事:iPhoneの音の設定マニュアル!マナー・サイレント・完全に消す方法!
ちなみに「おやすみモード」の時間帯にアラームが鳴る時間を含めていても、アラームはしっかり鳴ってくれます。僕は22:00~6:00をおやすみモードに設定していますが、アラームは5:20に設定しています。それでもちゃんとアラームは鳴ります。
それから注意点としては、イヤホンをしていてもアラーム音はスピーカーから鳴ります。これを知らないと、例えばアラームを設定していて街中で音楽聴いているときにスピーカーから鳴りだしてかなり焦ります(笑)。ただし、純正の「時計」アプリではなく、App Storeからダウンロードした他のアラームアプリなら、イヤホンをしている場合はイヤホンから鳴ります。
また、マナーモードにしていてもアラームは鳴ります。仕様なんでしょうね。間違って会議中などに鳴らないように、日中はオフにしておきましょう。
一部不具合の可能性も
実は、音量をきちんと設定しているにも関わらず、アラームが鳴らないという不具合も報告されています。
1度目は鳴らないのにスヌーズだけ鳴ったり、音量を下げた覚えがないのに最小になっていたり、などの不具合があるようです。
僕は経験したことがないので、OS全般の不具合というよりは、個体差による違いかもしれません。
このような場合はiOSのアップデートを待つか、もしくはアップルストアで診てもらった方がいいでしょう。
おわりに
iPhoneの「時計」アプリのアラームは、音の種類を選択できますが、その際に、「なし」を選択していると、次に新たなアラームを作成した際もデフォルトで「なし」が選択されます。
つまり、以前選択した音がデフォルトとして引き継がれるということです。
ここに気付かないで、「なし」のままアラームを設定してしまう人もいるようなので(僕の母)、気を付けて下さいね。
まあ、朝確実に起きるなら、iPhoneと目覚まし時計を一緒にセットしておくことが一番良いと思います。