以前スノボ旅行に行った時のことです。ゲレンデは当然寒いのですが、そのほかの観光地もかなり冷え込んでおり、震えながら歩いておりました(笑)。
そこで気になったのがiPhoneを始めとするあらゆるガジェット系のバッテリーの消耗の早さ。
故障かと思うぐらい異常な減り方でしたが、実はリチウムイオンバッテリーは寒さに弱いんです。
ダメになったガジェットたち
スノボ旅行にはiPhoneと外付けバッテリー、そしてソニーのミラーレス一眼カメラNEX-5Rを持っていきました。
一番ダメージを感じたのはミラーレス一眼カメラです。シャッターチャンスが来た!と思って電源を付けるたびに、バッテリー残量がガクっと減っているのです。酷いときは10%も落ちているときがありました。
1泊2日の旅行だったのですが、普段なら充電なしでも2日間持ちます。今回の旅行が特別撮影枚数が多かったわけではないのですが、1日でバッテリーが尽きました。
iPhoneも同様で、特に操作しているわけでもないのに画面を見るたびバッテリー残量がガクっと減っていて驚きました。極めつけは満タンだった外付けバッテリーの残量も使ってないのに減っている!
あらゆるガジェットのバッテリーは寒さに弱いということを実感しました。
対策は?
ガジェットに使用されているリチウムイオンバッテリーは寒さに弱いことはすでに証明されており、この現象の改善には技術の進歩を期待するしかありません。不具合と言えば不具合ですが、修理を依頼してもなおるものではないのです。
そのため、自分自身で対策する必要があります。
まず、ガジェットを気温の低いところに置きっぱなしにしないことです。例えばiPhoneの場合、ジーンズのポケットや上着のポケットに入れて置くことで人肌の温度に保つことができ、異常消耗を防ぐことができます。
一眼カメラの場合は首からさげて上着の中にしまうような形で寒さを防ぎましょう。
また、寒さで消耗したバッテリーは、ガジェット側が「消耗した」と勘違いして残量を表示している場合も多く、暖かい場所にしばらく置いておくとバッテリーが復活する場合もあります。
僕のミラーレス一眼カメラもバッテリー残量が5%を切っていたにも関わらず、旅館の部屋に置いておくと充電していないのに20%まで回復していました。
以前Androidのスマホを持っていましたが、職場のロッカーがかなり冷え込む部屋にあり、そこにスマホを入れておいたら60%あったバッテリーが0%になっていたという経験もありました。しかし、暖かい場所にしばらく置いておくと電源が入るようになりました。
実際、寒い状態のまま充電をするのはバッテリーへの負担も大きいので、一旦暖かいところで周りの温度になじませた後、充電することをおすすめします。
iPhoneだけでなくあらゆるガジェットのバッテリーは寒さに弱いです。冬の旅行は気を付けて下さいね!