こんにちは、朝日奈です。
ブログ記事を書こうとしたとき、どんなふうに書けばいいかわからなくて手が止まることはありませんか。
特に初心者さんの場合は、自分が書いたブログ記事に自信が持てないこともあるかもしれません。
そんな悩みを解決してもらうべく、ブログ記事の書き方をご紹介いたします。
構成のテンプレートもありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ブログ記事の目的は人を動かすこと
まず押さえておいてほしいのが、何のためにブログ記事が存在するかということです。
ブログ記事の目的は、人を動かすことです。
例えば、東京から大阪への移動手段を探している人に対して、安くて早いベストな選択肢を教えてあげる記事を書いたとすれば、その記事を読んだ人は提案した選択肢を実行してくれるかもしれませんよね。
『こんな便利な方法があったんだ!』と喜んでくれるかもしれません。
このように、誰かの役に立つ記事を書くのがブログの基本です。
また、人を動かすとは行動だけではありません。
感情を動かすことも含みます。
『この記事読んでよかったな。考えるきっかけになったな。』
そんなふうに思われるのもまた役に立つ記事と言えます。
このように、ブログ記事とは読んでくれた人に対して何かしらの価値をもたらすものですので、価値を正しく伝えられるように書いていきましょう。
ブログ記事の書き方のコツ
ブログ記事は次のステップに沿って書くと読まれる文章になります。
- キーワードとターゲットを決める
- 書く内容を決める
- テンプレートを使って構成を決める
- 記事を書く
- 記事を装飾する
- 推敲する
ブログ記事はいきなり書いてはいけません。書く前の準備が最も重要なんです。
スラスラ書ける人は書く前に準備がちゃんとできています。
逆に書くのが苦手な人は準備をせず、いきなり文章を書き始め、何を書けばいいかわからなくなり、仕方なく調べ始めて、目についたものをとりあえずまとめる、みたいになんとなくで進めてしまいます。
これだと軸がブレて伝えたいことが何かわからなくなるので、きちんと準備をしましょう。
それでは、6ステップを詳しく解説していきます。
ステップ1:キーワードとターゲットを決める
ブログ記事は検索されて読まれるものです。
例えば、『カメラ 初心者』と検索したら、そのキーワードに関する記事が検索結果に表示されます。
ですので、検索されそうなキーワードを意識して書くと、アクセスアップにつながります。
また、キーワードを決めることによって、伝えるべき相手と書く内容が決まります。
例えば、『カメラ 初心者 安い』というキーワードで記事を書くとします。
そうしたら、このキーワードで検索する人はどんな人なんだろう?と想像します。
- カメラ初心者なんだろうな
- 安いカメラが探してるんだろうな
- 安いカメラを探してるということは、これからカメラを始めようとしている人なんだな
こうやってキーワードからターゲットを想像していきます。
ここまできたら、誰に何を伝えるかが決まりますよね。
『これからカメラを始める初心者さんに、安くて手に入りやすい入門機を紹介する。』
キーワードとターゲットを決めることによって、ブログ記事の方向性が決まるのです。
何を書いていいかわからない人は、ターゲットが意識できていないからなんです。
例えばあなたが電話をするとして、電話の相手が誰かわからない場合、何を話せばいいかわからないですよね。
でも、電話の相手が友達、恋人、親などわかっていれば、相手に合わせて話せます。
ブログ記事もこれと同じで、たった1人に伝えるために書くのです。
それ以外の人には読まれなくても大丈夫。ターゲットじゃないですから。
読者の顔を想像し、それが具体的であればあるほど、濃い記事が書けるので、ぜひターゲットを意識することは忘れないでください。
ステップ2:書く内容を決める
ターゲットが決まったら、次は書く内容を決めます。
何をどういう順番で書くかを決める作業ですね。
これもあらかじめ決めておかないと、書いているうちに迷子になってしまいます。
例えば『カメラ 初心者 安い』というキーワードでブログ記事を書くのであれば、
- 初心者向けカメラの選び方
- 安いカメラのおすすめ
- カメラと一緒にあると便利なグッズ
など、読者が何を知りたがっているかを書き出していきます。
実際に『カメラ 初心者 安い』で検索してみるのもいいでしょう。
上位に出てきた記事は読者の悩みに答えられている、いわばお手本ですので、構成など参考になります。
何を書くか洗い出したら、説明する順番を決めていきます。
順序よく書くことでわかりやすい論理的な文章になります。
その際に便利なテンプレートがありますのでご紹介します。
ステップ3:テンプレートを使って構成を決める
ブログ記事でよく使われるのが、PREP法という構成です。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
この頭文字をとってPREP法と呼ばれていて、この順番で書くと論理的な文章を書くことができます。
基本的には1記事1メッセージ。
あれも書きたい、これも書きたい、となるのは読者を混乱させるだけです。
この記事では何を伝えたいのか?と結論をまず決めて、それに沿って書いていきましょう。
伝えるためには論理がすごく大切です。
論理的じゃなければ伝わらず、わかりにくいと思われた瞬間に閉じられて別の記事に行ってしまいます。
そのためにも、PREP法のようなテンプレートを使うと効果的ですね。
ステップ4:記事を書く
ブログにPREP法を用いると次のような構成になります。
導入文
導入文は非常に大切な要素です。ここが悪いとすぐ離脱されてしまいます。
導入文のポイントは『この記事は自分に関係あることだ』と思ってもらうことです。
そのためには、共感を得る文章がおすすめです。
- 『カメラを始めようと思っているけど、どのカメラを選べばいいかわからないなあ。』と悩んでいませんか?
- カメラって色々な種類があってどれを選べばいいかわかりませんよね。
- カメラが欲しいけど、買うとしたら値段がどのくらいか気になりますよね。
こんな感じで、相手が悩んでいること、困っていること、疑問に思っていることを書いてあげます。
すると、『この記事には自分が探している答えが載ってそうだ』と読み進めてくれます。
また、導入文のあとには目次を入れるのもおすすめです。
特に長文の場合は目次が記事の要約の役目を果たすので、わかりやすくなります。
WordPressで目次を入れる方法はこちらで解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:WordPressブログの目次の作り方!プラグインTable of Contents Plusの使い方をご紹介!
結論
最初に結論を書きます。
例えば初心者向けのカメラを紹介するのであれば、最初にそのカメラについて書きます。
初心者向けのカメラの選び方を紹介する記事なら、最初に選び方を書きます。
読者が知りたいことを最初に書かなければ、離脱されてしまいますので、重要なことは先に書きましょう。
理由・根拠
結論で述べたことを補強するために、理由や根拠を書きましょう。
なぜそのカメラがいいのか、なぜ選ぶときにその要素が重要なのか、などを加えていきます。
具体例・他事例、展開・深堀
詳しく書こうとすると、具体例を入れたり深掘したりして話が膨らんでいきます。
わかりやすい順序で書いて伝えましょう。
まとめ
最後に結論をもう一回述べて、解決策や提案などをまとめます。
以上がブログ記事を書くときの流れです。
ステップ5:記事を装飾する
『人は見た目が9割』という本が出版されているように、見た目はとても大切です。
人間の脳は物事を判断するとき、次のように2つの思考で処理します。
情報を得たら、まず直観的な思考で判断します。
直観的な思考とは、瞬間的に判断する思考です。
例えば、背が高くて体格の大きな人を見たら、この人強そうだな、とかパッと見で判断しますよね。
そのパッと見の判断が直観的な思考です。
そのあとに、論理的な思考に入ります。
論理的な思考は時間をかけてゆっくり理解しようとします。
人間の脳はこのような特性があるため、ブログ記事も直観的思考で排除されないために、見やすい文章にする必要があるのです。
見にくいと思われた瞬間に離脱して別の記事を探しにいってしまいますので。
改行・漢字・箇条書き
改行は適切に入れないと見づらいですよね。
改行なしだと文章がぎゅっと詰まるので、読みたくなくなります。
また、漢字とひらがなを使い分けるのも有効で、漢字ばかりが続く文章だと詰まって見えますし、ひらがなばかりの文章だと切れ目や意味を把握するのにワンテンポかかります。
あえて漢字をひらがなにすることで、見やすくなったりします。
見やすさで言えば箇条書きも有効です。
重要なポイントを箇条書きにしてもいいですし、これから述べようとするポイントが複数あるなら、述べる前に箇条書きで示しておくとわかりやすいです。
色・太字・下線
文章を目立たせたり、強調したいときに色を変えることがあると思いますが、色を使うときは普段から脳に定着しているルールに沿うのがいいですね。
例えば、重要な部分なら赤系、リンクなら青系、みたいな形です。
色を使いすぎると逆に見づらくなるので、3色までにとどめておいた方がいいでしょう。
また、ブログデザインによっては、使っていい色と使ってはいけない色が出てきます。
『配色』というものがありますので、ブログ全体を見て、合う色、合わない色を把握しておきましょう。
適当に色を選ぶと見づらいブログになります。
配色はパターンなので、他のブログや雑誌、看板、広告などを見て、この配色いいなと思ったやつを真似するのが一番手っ取り早いです。
1色だけ真似するのではなく、配色を真似するようにしてください。
加えて、太字や下線も使うといいのですが、これもやり過ぎないのがポイントです。
スマホの1スクロールに1、2箇所ぐらいの装飾でいいでしょう。
ステップ6:推敲する
文章は、ノリで一気に書いてください。
その方が情熱や勢いがあって、大胆さが増しておもしろくなります。
そのあと、冷静になって見直します。
論理破綻してないか、文章のテイストは統一されているか、語尾が単調じゃないか、接続詞は間違ってないか、こういったところを見直していきます。
音読してみるのもいいですね。
展開についていけなくなったり、疑問が残ったりしたらすぐ読者は離脱するので、最後の見直しはしっかり行いましょう。
見直しができたら、晴れて完成です。
自信を持って投稿しましょう。
SEOに効果的なブログ記事の書き方のコツ
先ほども述べたように、ブログは検索で見つけられて読まれるものです。
ですので、検索結果の上位に表示させることができれば、毎日安定してアクセスが集まります。
上位表示を狙う施策をSEO(検索エンジン最適化)と呼び、記事にちょっとした工夫を施すことで、SEO効果を高めることができます。
タイトルにキーワードを含める
ブログ記事を書くときに決めたキーワードをタイトルに必ず含めましょう。
タイトルに含めることによって、その記事が何について書かれたものなのか検索エンジンが判断できるようになります。
そして、しっかり検索意図を満たした記事が書かれていると、上位表示されます。
見出しにキーワードを含める
ブログ記事には適度に見出しを入れます。
文章だけだと眠たい記事になってしまうので、見出しでメリハリをつけましょう。
その際もキーワードを含めるとSEO効果が高まります。
ただ、無理やりキーワードを詰め込んで意味不明な見出しになるのはよくないので、入れられそうだったら入れる、くらいの軽い気持ちで大丈夫です。
体験談や感情を入れる
検索エンジンは独自性のある記事を高く評価して上位表示します。
独自性と言われると面白い記事じゃないとダメなのかと思われそうですが、そうではなく、あなたの体験談や感情を書けばいいのです。
機械的に情報をまとめただけの記事は他のサイトと被りますし、検索エンジンからも評価されません。
自分の視点を入れるということを意識しておきましょう。
自分の視点が面白ければ面白いほどファンも増えていきますよ。
ブログ記事の書き方のコツまとめ
ブログ記事を書くコツは、準備をしっかりすることです。
準備さえできればあとはスラスラ書けます。
もし、『そもそも記事ネタが思い浮かばない』という悩みがありましたら、こちらの記事に解決法を載せているのでぜひご覧ください。
関連記事:ブログの内容は何を書くのがおすすめ?ジャンルの決め方とコンセプトの考え方!
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