僕の友達が「Transformer 3 Pro買うから!」と高らかに宣言していました。
何それ?と思って調べてみると、めちゃくちゃ面白い機種じゃないですか!
一目見た瞬間誰もがこう思うはず。
Surface Pro 4のパク・・・オマージュだ!と。
まだ発表されたばかりですので、詳細は明かされていないのですが、場合によっては僕も買ってしまうかもしれません。
目次
スペック比較
見て下さいこの外観。Surface Pro 4そっくりです。名前もそっくりです。キックスタンドも無段階。
ではスペックを見てみましょう。Surface Pro 4と比較してみます。
ASUS Transformer 3 Pro
CPU:Core-i7-6500U、Core-i5-6200U
メモリ:最大16GB
ストレージ:SSD 128GB、256GB、512GB、1TB ※
ディスプレイ:12.6インチ (2880×1920ピクセル、275ppi)
サイズ:298.8×210.1×8.35mm (本体のみ)
重量:795g (本体のみ)
インターフェース:USB 3.0、USB-C 3.1 (Thunderbolt 3)、HDMI、microSD
Surface Pro 4
CPU:Core-i7-6650U、Core-i5-6300U
メモリ:4GB、8GB、16GB
ストレージ:SSD 128GB、256GB、512GB ※
ディスプレイ:12.3インチ (2736×1824ピクセル、267ppi)
サイズ:292.1×201.4×8.4mm (本体のみ)
重量:786g (本体のみ)
インターフェース:USB 3.0、MiniDisplayPort、microSD
※Transformer 3 ProはSSDが1TBまで用意されていますが、米国ではSurface Pro 4の1TBモデルが発売されました。日本発売も近いかも。
Thunderbolt 3が熱い!
スペックはほぼ同等、もはやSurface Pro 4を意識し過ぎているとしか思えません。
ただ1点、Transformer 3 Proが勝っているところがあります。
それは、Thunderbolt 3に対応していること。
Thunderbolt 3なんて何に使うんだい?と思っていましたが、実は強力な使い道があります。
その使い道というのが、デスクトップ向けのグラフィックカードを外付けするというものです。
グラフィックカードを外付けできると、高性能なグラフィックを必要とするゲームや、重たい動画編集のパフォーマンスが向上します。
ゲームや動画編集って、外ではやらないですよね。なので、外では普通のノートPCとして、家では高性能な動画編集マシンとして使うことができるのです。
もうこれ1台でいいじゃん!
ちなみにASUSは、Transformer 3 Proの発表と同時にROG XG Station 2というグラフィックカードを外付けできる製品も発表しました。ROG XG Station 2はタブレットPCやノートPCのThunderbolt 3端子で接続します。欲しい!
また、発表会ではスピーカーの音質の良さもアピールしていました。Surface Pro 4はそこまで音質にこだわっていないようで・・・。
徹底した対抗意識ですね。心配になるほどです(笑)。
気になる重量とバッテリー駆動時間
Transformer 3 Proの重量はSurface Pro 4よりもわずかに重いですが、これは本体のみの比較です。
Surface Pro 4はタイプカバーを付けると約1080gになります。意外とタイプカバーって重いんですよね。
Transformer 3 Proの方はカバーキーボードと呼ぶようですが、これを付けたらどのくらいの重量になるのでしょうか。1100gを超えたら嫌だなあ。
また、バッテリー駆動時間がどれくらいなのかわかっていません。10時間は持ってほしいところ。
ただ、せっかくの2 in 1 PCなのですが、正直700gを超えるとタブレットとしては使いません。
軽いアピールをしていますが、確かにノートPCとして見れば軽いですが、タブレットとしては重いです。
ペンを使う人にとっては、タブレットスタイルになるのは嬉しいかもしれません。Transformer 3 Proにもペンが付いています。
最近、どうせタブレットとして使うのが重いんだったら、めちゃ軽いノートPCとiPadを2台持ちした方がよくない?と思い始めてきました。
タブレットとして使わないんだったら、もはや2 in 1 PCを選ぶ必要がありませんからね。
発売日と価格
発売日はまだ発表されていませが、ASUSは日本市場に力を入れているので、間違いなく日本でも出ます。
僕は、日本発売は7月になるのでは、と予想しています。
というのも、MacBook Airに対抗意識むき出しのTransBook Chiシリーズは2015年2月に発表されて、3月に日本で発売されました。
今回も発表後1か月程度での発売を見込んでいます。
ちなみに僕が使っているのもTransBook T90 Chiという小型軽量モデルです。
関連記事:TransBook T90 Chiの開封レビュー!価格も手頃な最強のモバイルPCだ!
Transformer 3 Proの価格は999ドルからとなっています。日本円にすると11万円弱です。
Surface Pro 4はCore-m3モデルでも13万円以上します。それを考えると安いですね。
デザインも同じですし、スペックと価格を考えるとTransformer 3 Proの方が勝っている気がします。あとは重量だけ・・・。
海外では、日本でいうTransBookは、Transformer Bookという名称なので、Transformer 3 Proは日本ではTransBook 3 Proなど名前が変わるかもしれません。
※追記
日本発売決まりました。
TransBook 3 T303UAを評価!スペックと価格は高いのにバッテリーが短い!
Transformer 3も素敵
発表会では、Transformer 3 Proよりもランクが下のモデルとして、Transformer 3も発表されました。
スペック
CPU:第7世代Core
厚さ:6.9mm
重量:695g
SSD:最大512GB
バッテリー駆動時間:9時間
インターフェース:Thunderbolt 3対応
スペックは上記のことしかわかっていません。
価格は799ドルから。日本円で9万円弱です。
薄くて軽いモデルになっています。
CPUは第7世代としか発表されていませんが、大々的に発表しないところを見ると、おそらくCore-m系を搭載するでしょう。価格も安いですしね。Surface 3のような位置づけですね。
写真ではスリーブキーボードが付けられていますが、カバーキーボードも使えるのか、など気になる点も残っています。
早く実機を触ってみたい!
日本発売が楽しみですね。