iPad ProはタブレットとノートPCの融合だと言われています。
専用のキーボードが用意され、高性能なペンも使えるようになりました。
となると気になるのは、iPad ProがノートPCの代わりになるのかということです。
もし、ノートPCの代わりになるとすれば、薄型デバイスとして持ち運ぶメリットがあります。
ここでは、iPad ProとMacBookを比較してみたいと思います。
スペックで比較
iPad Pro
ディスプレイ:12.9インチ
解像度:2,732×2,048ピクセル(264ppi)
CPU:A9X
メモリ:4GB
カメラ:800万画素(アウト)、120万画素(イン)
バッテリー:最大10時間
寸法:305.7mm×220.6mm×6.9mm
重量:713g(Wi-Fiモデル)、723g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ストレージ:32GB/128GB(Wi-Fiモデル)、128GB(Wi-Fi+Cellularモデル)
新しいMacBook
ディスプレイ:12インチ
解像度:2304×1440ピクセル
CPU:Core M 1.1GHz/1.2GHz
メモリ:8GB
バッテリー駆動:最大9時間
寸法:28.05×19.65×0.35~1.31cm
重量:920g
ストレージ:256GB/512GB
MacBook Air 11
ディスプレイ:11インチ
解像度:1,336×768ピクセル
CPU:Core i5
メモリ:4GB
駆動時間:最大10時間
寸法:30×19.2×1.7cm
重量:1080g
ストレージ:128GB/256GB
iPad Proはタブレット向けCPUとOSを搭載しており、PCと融合したと言っても中身はタブレットです。
また、Smart Keyboardと合わせると、重量は900g以上になると予想され、新しいMacBookと変わりません。
MacBook Airよりは軽いですが、ディスプレイサイズが大きく、持ち運びには大きめのカバンが必要となりそうです。
できることで比較
iPad Proはキーボードとペンがついていますが、PCのような使い勝手にはならないと思います。
なぜなら、マウスがないからです。
新しいMacBookやMacBook Airには、大きなトラックパッドが搭載されており、これを使ったマウスポインタ操作は快適です。
それに、PC なので何でもできます。
一方、iPad Proにしかできないこともあります。
それがApple Pencilを使ったお絵描きです。
デザインをする人などには、ペンを使えるのは大きなメリットです。使い勝手が良く、細かい表現ができます。
iPad Proの詳細はこちらをご覧ください。
関連記事:iPad Proを評価!Appleはジョブズを裏切って躍進できるのか?
しかし、iPad Proのメリットと言ったらそれだけのように感じます(笑)。
特段軽いわけでもなく、PCのような使い勝手ができるわけでもなく。
強いて言えば、薄いことと、ディスプレイが大きいことでしょうか。
例えば雑誌を読むなら丁度いい大きさかもしれません。
しかし、僕は敢えてiPad Proを買おうとは思いません。お絵描きもしないですし、iPad Airで十分に思えます。
また、PCの代わりになるかと言われると、ならないと思うからです。
iCloud Driveの使い勝手の向上で、ファイル管理は楽になりましたが、様々なアプリで作業をするならPCに分があります。マウスも使えますしね。作業効率という観点で見ればやはりPCです。
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というわけで、もし買うとするなら新しいMacBookかMacBook Airを買います。