iPad Proの発表を見て、あ、噂通りの筐体になったなと思いました。
というのも、microsoftのSurfaceシリーズを意識して対抗商品を作ってくるのではないかと言われていたからです。
そして、発表された筐体は見事にSurfaceシリーズそっくりになっていました(笑)。
こうなると、どっちがいいのか比較せずにはいられません。
早速比較してみてどちらがいいか考えてみました。
スペック比較
iPad Pro
ディスプレイ:12.9インチ
解像度:2,732×2,048ピクセル(264ppi)
CPU:A9X
メモリ:4GB
カメラ:800万画素(アウト)、120万画素(イン)
バッテリー:最大10時間
寸法:305.7mm×220.6mm×6.9mm
重量:713g(Wi-Fiモデル)、723g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ストレージ:32GB/128GB(Wi-Fiモデル)、128GB(Wi-Fi+Cellularモデル)
Surface Pro 3
ディスプレイ:12インチ
解像度:2,160×1440ピクセル
CPU:Core i3/Core i5/Core i7
メモリ:4GB/8GB
カメラ:500万画素
バッテリー:最大9時間
重量:800g+295g(タイプカバー)=1095g
寸法:29.2×20.13×0.91cm
ストレージ:64GB/128GB/256GB/512GB
根本的に違う
見た目は似ていますが、中身は根本的に違います。
iPad Proはタブレットであり、Surface Pro 3はPCです。
そのため、Surface Pro 3だと何でも出来ます。
iPad ProはOSがiOS9のため、できることは従来のiPadと同じです。
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また、見た目で大きく違うところと言えば、キーボードにトラックパッドがあるかないかです。
Surface Pro 3はPCなのでトラックパッドがありますが、iPad ProはiOSのタブレットなのでトラックパッドがありません。マウスが使えないのです。
iPad Proはコンテンツ生産を意識したデバイスとなっています。そうであるなら、マウスは使えるようにしてほしかったというのが正直なところです。
専用のペンが用意されていますが、それでも作業効率はSurface Pro 3に軍配が上がると思います。
そして、少し気になるところが、スタンドです。
Surface Pro 3は無段階のキックスタンドを搭載していますが、iPad ProのSmart Keyboardは角度調節ができません。
視認性は良いので問題ないと言えば問題ないのですが、私はiPad 2でSmart Coverを使っていたとき、スタンドの角度を調節したいなあと思うことが多々ありました(笑)。
iPad ProはSurface Pro 3よりもディスプレイサイズが大きく、iPadアプリを2つ同時に広々と使えるため、従来のiPadよりは作業効率は上がりそうです。アプリも充実しているので、使いこなせばPCライクに使えるでしょう。
しかし、でかいiPadにキーボードを付けたという印象が否めず、もっと中身をPC寄りにしてほしかったです。これだとiPad Airで十分じゃないかと思います。
どうもiPad Proの立ち位置がふわふわとしているので、使い道に迷います。安い買い物ではないので、迷いがあると購入に踏み切れません。
その点、Surface Pro 3はきっちりPCとしてのパフォーマンスを出せるので、色々なことができそうです。
私はどっちがいいかと言われると、Surface Pro 3を選びます。
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