こんにちは、朝日奈です。
プロブロガーのあんちゃさんが本を出版されたということで、僕も読んでみました!
何がすごいって、僕が行った書店はわりと田舎の方だったのに、しっかり置いてあったんですよ。
こんな田舎にも置いてあるってあんちゃさん流石すぎです。
内容も読みやすくて年末にサクッと読めたので、僭越ながら感想を語りたいと思います。
※あんちゃさんへのインタビュー記事もよろしくお願いします!
⇒20代の働き方を変えたい!自由なライフスタイルを送るあんちゃさんと対談してきた!
前半でいきなり共感
『アソビくるう人生をきみに。』は4つのチャプターからなっていて、1つのチャプターごとに複数の小テーマがあります。
小テーマは4、5ページ程なので、細切れの時間でも読みやすいです。
文体もあんちゃさんの人柄がにじみ出てて、ブログを読んでいるような感じでサクサク読み進められました。
前半はあんちゃさんがプロブロガーになるまでの心境や行動の変化が綴られています。
普通のOLで普通に頑張っても生きてはいけるけど、本当にこのままでいて人生楽しいのだろうか?という気持ちから、どんどん行動を積み重ねていらっしゃいました。
ブロガーさんが書く本って、前半はこういった成功までのストーリーを書かれているものが多いのですが、僕はこの前半部分が一番好きなんですよね。
だってものすごく勇気をもらえるじゃないですか。
ああ、こんなに素晴らしい人でも昔は苦労していたんだな・・・って思うと自分の苦労なんて全然大したことないって思えるし、成功してる人ってこういうふうに考えてるから上手くいくのか!って勉強になりますしね。
今回は特に、「周りの目を気にしていた」ということと、「目の前にいる上司が10年後の自分」というところに共感しました。
まさに僕が会社を辞めたのもこれが理由だったからです。
あんちゃさんも周りから嫌われるのがいやで、世間の言っていることが自分の意見として生きてきたとのこと。
こうしていた方が楽ですもんね。
周りが期待するような行動をとった方が周りも喜んでくれるし、あまり深く考えなくていいし、自分は正しいんだっていう感覚になれるし。
だから僕も就職するまではずっと周りに合わせた行動をとっていました。
でも、会社の上司が全然楽しそうな顔をしてなかったんです。
口を開けば愚痴ばかり。
そんな姿を見ると、このままこの会社で頑張ってもあんなふうになるだけなのか、と絶望したものです。
まあこう感じたのは僕の会社の選び方が間違っていたせいもあるとは思いますが。笑
あんちゃさんは会社員時代、女性の先輩Aさんから「周りに流されて働き続けるの?」とか「会社の上司は、10年後、20年後のあなたの姿」と教わったこともきっかけとなって、動き出したそうです。
Aさんはこの本の中でちょくちょく出てくるのですが、マジで良いこと言ってます。
こんな人が会社にいたなんて羨ましいです。一体何者なんでしょう。
読んだら行動力が高まる
この本には行動力を高める言葉や考え方がたくさん詰まっています。
その中でも、なるほどな〜と感じたのが、自信のない自分でも受け入れてあげること。
ここであんちゃさんは自分の弱みをさらけ出してます。
意志が弱いとか飽き性とかコミュ障とか何の取り柄もないとか。
今の活躍ぶりを見ると、本当か?と疑いたくなりますけどね。笑
でもそう感じさせるのは、あんちゃさんが自分の弱みや自信のなさを「それでもいいか」と受け入れたからのようです。
その上で、今までやったことがない小さなことから始めてみようとのこと。
小さなことでも上手くいけばそれが成功体験となって自信につながります。
やっぱり人って他人と比べてしまいますからね。
僕もそれで凹みまくってますし。笑
ただ、そこで自信をなくして何も行動できなくなってしまうくらいなら、他人と比較しない方がいい。
他人と比較するなら、成功してる人と自分とでは何が足りないんだろうって学ぶ気持ちがあった方がいいと思います。
そうすれば前向きに違いを捉えることができますから。
自分の弱さを認めるって行動するための第一歩なんだなとこの本を読んで思いました。
また、後半は自由に生きるための考え方や、あんちゃさんのライフスタイルが紹介されています。
で、あんちゃさんが自由に生きられているのは、フリーランスだからでもなくお金があるからでもなく、思考が自由だからなんじゃないかなと思いました。
常識に縛られず、他人から嫌われることさえも恐れない、だから、好きなことに没頭できる。
自分の気持ちに素直になって、それでいて他人の価値観も認める。
そんなマインドを備えているからこそ、自由でいられるんじゃないかと思います。
そんな自由思考を知ることができるので、まさに今から何かをやろうとしている人の背中を押してくれるでしょう。
おわりに
仕事って、人生の大半を費やすものです。
だから、単にお金のためだけに働いていると、面白くないことに人生の大半を費やすということになります。
そこから逃れるために、簡単に稼ぎたい、楽して稼ぎたいと怪しい方向に流れる人もいますよね。
仮にそれで稼げたとしても、その作業が好きでないなら、一生続けるなんてつまらないでしょう。
結局お金のために働いていることになりますからね。
そうではなくて、好きなことをシゴトにする、あるいはシゴトを通して自己実現ができるという働き方を目指した方が絶対幸せになれます。
人生の大半を費やすものだからこそ、どういう働き方をするかって真剣に考えるべきですね。
『アソビくるう人生をきみに。』はそんなことを考えさせてくれる本でした。
人生を変えたいと思っている人は勇気をもらえる一冊です!