鹿児島には黒豚やさつま揚げなど有名なものがたくさんありますが、その中のひとつにそうめん流しがあります。
流しそうめんではなく、そうめん流しです。
そしてこのそうめん流し、夏になると大行列ができるほど愛されているんです。
今回は鹿児島のそうめん流しの中でも特に有名な唐船峡へ行ってきたのでご紹介します。
唐船峡のそうめん流し
唐船峡と呼ばれる鹿児島県指宿市の渓谷には、3か所のそうめん流しがあります。
「長寿庵」、「鱒乃家」というお店と、あと1つが市営のそうめん流しです。
僕が今回行ったのは長寿庵です。
そうめん流しなので夏だけなのかな?と思うかもしれませんが、年中やっています。営業時間は季節や天候によって変わります。
そうめん流し、つゆが絶品
そしてこれが、そうめん流しです!
おもしろいですよね。竹筒ではないんです。回転している水流にそうめんを流すのです。その昔、何か有名にできるものはないかと考案されたのがこの形で、今でも受け継がれているのです。
そして、注目すべきはこれだけではありません。
そうめんのつゆがものすごく美味しいんです!
どことなく甘さを感じさせ、だしの旨みが効いている。一口食べた瞬間に衝撃を受けました。本当に美味しいんです。
突飛な形の流し器だから有名なのかと思っていましたが、味も伊達ではありません。人気の理由に納得です。
このつゆ欲しいなあと思ったら、Amazonや楽天にも売っていました。しかもかなり評価が高いです。やっぱり人気の秘訣はつゆにもありそうですね。
定食がおすすめ
僕は特上定食を注文しました。
そうめんの他に、コイのアライ、鱒の塩焼き、コイの味噌汁、おにぎりが付いています。
コイのアライというのは刺身みたいなもので、薄く切ってあるやつです。ごまだれに付けて食べます。
4人で注文したのですが、そうめんの量も十分で、結構お腹いっぱいになりました。
涼しい場所でのそうめん流し、風流ですな~。